【捨てることは、選ぶこと】断捨離と5Sで人生が整った話

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「片付けたい」のに、なぜ片付かないのか

クローゼットを開けるたびに、なんとなく憂鬱になる。

服はたくさんあるのに「着る服がない」。本棚はぎゅうぎゅうなのに「読みたい本がない」。

そんな状態、思い当たりませんか?

実はこれ、モノが多いせいだけじゃないんです。「何を残すか」を決めていないから、いつまでたっても片付かない。

今日は、看護師として職場で5S委員を経験した私が、「捨てる技術」を暮らしに取り入れてから何が変わったかをお伝えします。捨て方の基準も具体的に書くので、ぜひ最後まで読んでみてください。

「整理」とは、捨てることだった

5Sという言葉を聞いたことがありますか?

整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとった、職場環境を整えるための考え方です。

私は看護師として、この5S委員をしていた時期がありました。最初は「仕事の話でしょ」と思っていたんですが……気づいたら自分の部屋でも同じことをしていました(笑)。

中でも一番刺さったのが、この定義。

整理=必要なものと不要なものを区別し、不要なものを処分すること

整理って、きれいに並べることじゃないんです。まず処分することなんです。

「片付けなきゃ」と思うとき、多くの人は”どこに置くか”を考えます。でも本当に先に考えるべきは、“そもそも置くべきものか”

そこに気づいてから、私の断捨離はガラッと変わりました。

服と本、こうやって手放しました

服は「売る」という手放し方でハードルを下げる

捨てるのに罪悪感が出るのは、まだ使えるものだから。

特に服は「まだ着られるのに」という気持ちが邪魔をして、なかなか手が動かないですよね。

そこで使ったのがメルカリです。状態のいい服を出品すると、「誰かのところで活きる」という気持ちになれて、手放すハードルがぐっと下がりました。

それと、ひとつ正直に言うと。

「痩せたら着る!」と残してある服、着ません(笑)。

仮に痩せたとしても、そのとき欲しいのは「あの頃しまっておいた服」じゃなくて「今の自分が好きな服」なんですよね。その服を買ったときの自分と、今の自分は、もう別人なんです。思い切って手放すと、クローゼットがすごくすっきりします。

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本棚は「一軍制」で管理する

本棚の管理で私がやっているのは、一軍・二軍の入れ替え制です。

本棚に並んでいるのは「今の自分にとって一軍の本」だけ。定期的に見直して、二軍落ちした本はメルカリへトレードアウトします。

「積んでおけばいつか読む」はほぼ読まない。本棚に余白ができると、残った本が全部「今読みたい本」になります。お気に入りの背表紙を眺めるだけで、なんか気分がいい。

本好きの方にこそ、一軍制はおすすめです。

モノには住所を決めてあげる

断捨離と並行して、残したものの「住所」を決めることも大切です。

私はハンガーの色と形を可能な限り統一して、服のカテゴリーごとにゾーンを分けています。「このハンガーゾーンはトップス、こっちはアウター」という感じで。

住所が決まっていると、使ったあと迷わず戻せる。散らかる前に元の場所に帰れるんです。

そして私が定期的にやっているのが、「メルカリ出品オーディション」を一人で開催すること(笑)。

日にちを決めて、候補のモノたちを並べて、「さて、出品できるかな?」と一人で審査していく。義務じゃなくてイベントにしてしまうと、これが意外と楽しくて、気づいたら部屋がすっきりしています。

捨てなくてよかったもの。モノには記憶が宿る

断捨離を続けてきて、「残してよかった」と心の底から思うものが3つあります。

30年前のシルバニアファミリー

捨てようか何度も迷ったけれど、残しておいてよかった。

先日、姪っ子と一緒に出してきて遊んだとき、子どもの頃の感覚がふわっと蘇ってきました。あの頃の無邪気さ、純粋な楽しさ。なんというか、すごく尊い時間でした。

モノを通じて世代を超えた遊びができるって、シルバニアの力、あなどれないです(笑)。

お習字のコンクールでもらった盾

ある日ふと目にして、「また習いたい」と思いました。今まさにリスタートに向けて準備中です。捨てていたら、そのきっかけも一緒に消えていた。

こぼれ話:実家に80年前の雛壇があります

これはさすがに捨てる気になれない、というか捨ててはいけないやつです(笑)。

あと20年で100年物。そのころには博物館や資料館が引き取ってくれないか、こっそり検索しています。歴史的価値のあるものは、別の意味で「手放し先」を考えるのも断捨離のひとつかもしれません。

迷ったときの「捨てる基準」

ここが一番知りたいところですよね。私が実際に使っている判断軸をまとめます。

① 2年使っていなければ、手放し候補
季節ものを除いて、2年間一度も手に取らなかったものは、なくても困らない証拠です。

② 「高かったから」だけで残しているなら手放す
罪悪感からしがみついているだけ。お金はすでに使っています。スペースまで払い続けなくていい。

③ 「痩せたら着る」は着ない
これは声を大にして言いたい(笑)。仮に痩せても、そのときの自分はもう別のものが欲しいんです。

④ 思い出のものは写真を撮ってから考える
捨てても記憶は消えません。でも不安なら写真に残してから決める。それだけで決断がぐっと楽になります。

⑤ 残すなら、住所を決めてあげる
残すと決めたものは押し入れの奥にしまいっぱなしにしない。ちゃんと「ここがあなたの場所」と決めてあげる。そうすると部屋が散らかりにくくなります。

ちなみに直近10年で、捨てて後悔したものはほぼゼロです。

部屋が整うと、気持ちも整う。これには理由がある。

片付けただけなのに、なぜか気持ちまで軽くなった。なんか今日、調子いいな、って日、部屋がすっきりしていること、多くないですか?

これ、気のせいじゃないんです。

プリンストン大学の神経科学研究所の研究によると、雑然とした視覚情報を目にするだけで、脳の注意力が奪われ、認知的な疲労が起きることがわかっています。つまり、散らかった部屋にいるだけで、脳はずっと働き続けている状態なんです。

仕事で疲れて帰宅して、さらに部屋にも脳疲労させられていたとしたら……作業効率が上がらないのは当然ですよね。

そして、もうひとつ面白い話があります。

以前、**「お金持ちの部屋には共通点がある」**という本を読んだことがあって、妙に納得したんですよね。資産を多く保有している人ほど家の中はすっきりと片づいていて、それはモノを買うときに「これが本当に必要かどうか」をしっかり吟味する習慣がついているから、という話でした。

片付いている→脳に余裕がある→判断力が上がる→無駄な買い物をしなくなる→お金が貯まる。

なんかこれ、全部つながってる気がしませんか。

「なんかレベルアップした気がする(笑)」という感覚、あながち大げさじゃないと思います。


📚️部屋と自分との関係をもっと深く知りたい方に👉️あなたの部屋は、あなた自身です。
📚️お部屋と、お金の関係を知りたい方に👉️「お金持ち」が知っている いつも片づく部屋づくり


まとめ|捨てることは、未来を選ぶこと

断捨離は、ただ物を減らすことじゃありません。

何を残すかを選ぶことで、自分が何を大切にしているかがわかる。

モノが減ると頭の中もすっきりして、本当に大切なことに集中できるようになります。部屋が整うと、気持ちが落ち着く。時間の使い方が変わる。そしてじわじわと、人生そのものが変わっていく。

まず一枚、着ていない服を手に取るところから始めてみませんか?

整えることで、人生は変えられる。

この記録がどなたかの小さな1歩のきっかけとなったら嬉しいです。


それではみなさま、ごきげんよう。

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