2月、私はひとりで出雲へ行ってきました。
きっかけは一冊の本でした。竹田恒泰さんの古事記を読んで、日本神話の舞台を自分の目で見てみたくなったんです。
「縁結びの神様」として有名な出雲大社ですが、古事記を読んでから行くと、まったく違う場所に見えるかもしれない。そんな予感を胸に、朝一番の飛行機に乗り込みました。
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1日目|稲佐の浜から始まった、神話の旅
朝一番のJALで出雲へ。タイムセールでお得に取れたのもうれしいポイントでした。
出雲空港から出雲大社まではバスで直通です。免許がなくても全然大丈夫。バスの運転手さんが車内で参拝の作法を説明してくれていて、出雲大社に着く前からすでに旅が始まっている感じがしました。
終点で降りて、まず向かったのは徒歩15分ほどの稲佐の浜です。
古事記を読んでいたので知っていたのですが、ここは毎年10月に全国の神様が出雲へ集まる際、最初に上陸する浜。まずここでご挨拶をして、砂をいただいてから出雲大社へ向かうのが本来の参拝順序とされています。知識があると、同じ景色がまったく違って見える。それを実感した瞬間でした。
その後バスで日御碕神社へ。人が少なくてゆっくり参拝でき、「日本の夜を守る神社」という背景を知ってからくぐる鳥居は、空気が違って感じました。近くのお店で食べた海鮮丼も最高。商売上手なおばちゃんとのやりとりに思わず笑いながら、新鮮な海の幸を堪能しました。
食後は日御碕灯台へ登頂。頂上は強風で思わず笑ってしまうほど。(※冬は床が冷たく、靴を脱いで登るので厚めの靴下があるといいです。)
周辺の散歩コースはガラガラで、まるで貸し切りでした。
出雲博物館は改装中で入れず…まぁ、そういう日もある。この日はホテルでゆっくり過ごしました。

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2日目|出雲大社へ、8時前の静かな参拝
朝早めに朝食を済ませ、8時前に出雲大社へ向かいました。
参道を歩いていると、地元の方に声をかけられました。「どこから来たの?」「10月にまたおいで」と。たったそれだけの言葉なのに、じんわりと温かい気持ちになりました。出雲の人って、本当に温かい。
そして出雲大社。
今まで訪れた神社の中でも、別格でした。荘厳なのに、どこか温かい。凛としているのに、包み込まれるような感じ。人に例えるなら…めっちゃ立派で、頼られて、迷わない、尊敬される社長!みたいな存在感でした😄
✨出雲大社、参拝のマナー
せっかくなので、知っておくといい参拝マナーをシェアしますね。
①まず祓社へ 参道を進むと右手に祓社があります。ここで自分の穢れを払ってから先へ進みましょう。
②参道の真ん中は歩かない 真ん中は神様の通り道。端を歩くのがマナーです。
③松の参道は外側を歩く 松の根が腐るため、松の参道の中は歩いてはいけません。必ず外側を歩きましょう。
④二礼四拍手一礼 出雲大社は通常の神社と違い、四拍手です。お辞儀は90度しっかりと。
⑤お願いではなく感謝を 「〇〇をください」ではなく、「今ここにいられることへの感謝」を伝えましょう。
参拝を終えて、出雲大社から少し離れた命主社(かみむすびいのちぬしのやしろ)へも足を運びました。樹齢1,000年ともいわれるムクノキが御神木として立っていて、根の張り方と力強さに、思わず見上げてしまいました。ひっそりとした場所なのに、すごいエネルギーを感じる場所でした。帰り際、参道で結婚式の前撮りをしているカップルに遭遇。
縁結びの神様の前で、こんな場面に出会えるなんて。思わず「運がいいな、私」とにんまりしてしまいました😊

3日目・4日目|松江の試練と出雲への帰還
3日目の朝、まず出雲大社へ。「お世話になりました」とご挨拶をしてから、電車で松江へ向かいました。
電車で約1時間ほどで着きますが、本数が少なく1時間に1本程度なので、時刻表の確認は必須です。
ホテルに荷物を預けて、まず美保神社へ向かおうとしたところ…倒木でバスが通行止め。行けませんでした。
気を取り直して松江城へ向かいましたが、事前学習をしていなかったこともあり、混雑していてうんざり。正直、全然楽しめませんでした。
サイパンや出雲で感じた「知ってから行くと全然違う」を、まさに逆から体験してしまいました。歴史スポットは事前学習が大事、と改めて実感。
早めにホテルへ戻り、温泉でゆっくり疲れを癒しました。少し昼寝のつもりが、疲れていたのかぐっすり。夜は無料の夜鳴きそばをいただいて、ご満悦でした😊
そして最終日。神魂神社へ行こうとしたところ、バスの時間を間違えてしまい断念。天気も悪くて、少し悲しくなりました。
そのとき、ふと思い立ちました。
出雲に戻ろう。
戻ってみると、あれだけ悪かった天気が嘘のように晴れていました。
ずっと長蛇の列で諦めていたオフク焼きも食べられて、行列必至の出雲そばも食べられて。
なんだか出雲に「帰ってきた」感じがして、じんわり嬉しくなりました。
松江は散々だったけど、最後に出雲が迎えてくれた。縁結びの神様に、最後まで背中を押してもらった旅だったのかもしれません。
そして最終日。神魂神社へ行こうとしたところ、バスの時間を間違えてしまい断念。天気も悪くて、少し悲しくなりました。
そのとき、ふと思い立ちました。
出雲に戻ろう。
戻ってみると、あれだけ悪かった天気が嘘のように晴れていました。
前日はお腹いっぱいで諦めていたオフク焼きも食べられて、行列必至の出雲そばも食べられて。
なんだか出雲に「帰ってきた」感じがして、じんわり嬉しくなりました。
松江は散々だったけど、最後に出雲が迎えてくれた。縁結びの神様に、最後まで背中を押してもらった旅だったのかもしれません。

まとめ|見えない縁に守られていた旅
出雲から帰って、気づいたことがあります。
実はこの出雲旅行、もともとはマルタ島へ行く予定でした。ドバイ経由で。でも古事記を読んだら計画が変わって、出雲になったんです。
ちょうどその時期のイラク情勢の影響で、ドバイ経由の帰路が使えなくなっていた可能性があったということ。
縁結びの神様にお願いする前から、すでに見えない縁に守られていたのかもしれない。そう思ったら、鳥肌が立ちました。
旅って、行き先だけじゃなくて、「行かなかった場所」にも意味があるんだな、と。
💡 よく聞かれる「お賽銭はいくら?」問題
最後に、よく聞かれるお賽銭の話をさせてください。
私なりの答えは、「いくらでもいい」 です。
お金に苦しいときは5円でも全然いい。でも、働いていてそこそこの収入がある方は、300円以上をおすすめしたいんです。
なぜ300円か。
もともとお賽銭は、お酒や旬の野菜、お米などのお供え物でした。それが時代とともにお金に変わっていった。今のレートで考えると、5円でお酒が買えますか?5円で大根が買えますか?
まぁ、いくらでもいいとは思うんです。でも、そもそも5円で商売繁盛とか白馬の王子様とか願うって、甚だ図々しいですよね笑。
感謝を伝えにいく場所。そう思うと、自然と気持ちのいい金額が見えてくるはずです。
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おわりに
古事記を読んでから行った出雲は、知識があるだけでこんなにも違って見えるのかと驚く旅でした。
歴史を知ること、神話を知ること。それは過去を学ぶだけじゃなくて、今ここに生きている自分を、少し豊かにしてくれる気がします。
旅に出ること、本を読むこと、神様に手を合わせること。そんな小さなことが、じんわりと心を整えてくれる。
忙しい毎日の中でも、ちょっとだけ立ち止まって。一冊の本を読んで、どこかへ出かけてみてください。
見えない縁が、きっと動き出すはずです。

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最後のひとこと
整えることで、人生は少しずつ変えられると感じています。
この旅が、どなたかの小さな一歩を後押しできたら嬉しいです。
