皆さまごきげんよう、神様の通り道を歩いてきた歴史好き看護師のジュリージョリーです。
旧暦10月、全国の神様が出雲に集まる「神在月(かみありづき)」。
2026年は、11月18日(水)の夜7時、稲佐の浜で神様をお迎えする「神迎神事(かみむかえしんじ)」から始まります。
「一度は行ってみたい。でも、ひとりで大丈夫かな?」
「車がないと、夜の稲佐の浜から帰ってこられないんじゃない?」
そんなふうに迷っている方に、まずお伝えしたいことがあります。
神迎神事の夜、稲佐の浜から出雲大社へ向かう道は、歩行者専用になります。
その時間、規制区間を進むのは、車で来た人もそうでない人も、みんな自分の足です。
つまり、車なしはハンデにならないんです。
最初に、正直にお伝えしておきますね。
この記事は、神在祭に参列した体験記ではありません。
私が歩いたのは2月。稲佐の浜と出雲大社を結ぶ国道431号線を、自分の足で歩きました。
この道は、2024年から神迎神事で神様がお通りになる「御神幸路(ごしんこうろ)」になった道です。
実際に歩いて感じたことと、出雲大社・出雲観光協会などの公式情報を、きちんと分けてお届けします。
この記事でわかること
- 2026年の神在祭の日程(神迎神事は11月18日(水)19時)
- 神迎神事の夜、道が歩行者専用になるしくみ
- 2024年に変わった「神様の通り道」
- 車なし・ひとりでの行き方と帰り方
- 11月21日〜23日の3連休は混雑のピーク
- 実際に歩いた、稲佐の浜から出雲大社までの道のようす
2026年の神在祭はいつ?日程と時間
神在祭の日にちは、毎年変わります。
なぜかというと、行事が旧暦(月の満ち欠けを基にした昔のこよみ)で決まっているからです。
神迎神事は「旧暦10月10日」。2025年は11月29日でしたが、2026年は11月18日と、10日以上早くなっています。
「去年と同じころでしょ」と思っていると、うっかり過ぎてしまうので気をつけてくださいね。
2026年の旧暦10月、つまり出雲の神在月は11月9日(月)〜12月8日(火)です。
この期間、全国から集まった神様は、人々のご縁について話し合う「神議(かむはか)り」をされると伝えられています。
出雲大社と出雲観光協会が発表している、2026年のおもな日程はこちらです。
| 日にち | 時間 | 行事・場所 |
|---|---|---|
| 11月18日(水) | 19:00 | 神迎神事・神迎祭 稲佐の浜で神様をお迎えし、出雲大社の神楽殿へ |
| 11月19日(木) | 9:00 | 神在祭 |
| 11月23日(月・祝) | 10:00 | 献穀祭・神在祭・縁結大祭 ※縁結大祭の参列は事前申込(下記) |
| 11月25日(水) | 10:00 | 神在祭・縁結大祭 ※縁結大祭の参列は事前申込(下記) |
| 11月25日(水) | 16:00 | 神等去出祭(からさでさい) 神様が出雲大社を発たれるお祭り |
| 12月4日(金) | ― | 第二神等去出祭(万九千神社) 神様が出雲の国を発たれる、最後のお祭り |
縁結大祭の申込みについて
縁結大祭に参列するには、例年、事前の申込みが必要です。案内は開催のおよそ1か月前に、出雲大社から発表されるようです。
2026年分は、9月末の時点ではまだ発表されていません。わかりしだい、この記事に追記しますね。
縁結大祭に参列したい方は、10月下旬ごろから出雲大社の公式サイトをこまめにのぞいてみてください。
出典:出雲大社「よくある質問」/出雲観光協会「神在月」
時間や申込方法は変わることがあります。お出かけ前に、必ず公式サイトで最新の情報を確かめてくださいね。
ひとり旅でいちばん迷うのは、「どの日に行くか」だと思います。
神様をお迎えする瞬間に立ち会いたいなら11月18日の夜。
落ち着いてお参りしたいなら、平日の19日(木)や、24日(火)あたりがねらい目のはずです。
23日(月・祝)は3連休の最終日なので、とても混み合うと思います。3連休のことは、あとの見出しでくわしくお話ししますね。
神迎神事の夜、道は歩行者専用になる|車なしはハンデにならない理由
「夜の稲佐の浜まで、車なしでどうやって行くの?」
神在祭の一人旅を考えている方から、いちばん聞こえてきそうな不安です。
稲佐の浜は、出雲大社から歩いて行ける距離です。でも日が暮れれば、海辺の道は暗くなります。
車がないと心細い、と感じるのは自然なことだと思います。
私自身は、歩くのが大好きです。
歩いていると、その土地の空気をダイレクトに受け取れるんですよね。
だから車がないことを、不便だと思ったことはあまりありません。
そして調べてみると、神迎神事の夜は、車なしの人にとって朗報がありました。
その夜は、車があってもなくても、みんな歩くんです。
2025年は、18時30分から20時まで歩行者専用に
出雲観光協会によると、2025年の神迎神事の夜は、18時30分から20時まで、稲佐の浜交差点から宮内交差点までが歩行者専用道路になったとのことです。
この区間は車が入れません。
神事が始まる19時前後に、稲佐の浜と出雲大社のあいだを進むのは、地元の方も、観光バスで来た方も、私のような車なしのひとり旅の人も、みんな自分の足です。
タクシーも、規制の時間は区間の中に入れないはずです。
つまりこの夜だけは、「車があるから楽」という差が、ほとんどなくなるんですね。
車なし旅の私にとって、こんなに心強い話はありません。
出典:出雲観光協会「出雲大社神在祭について(交通情報など)」(2025年11月26日更新)
※2026年の交通規制は、まだ発表されていません。発表されしだい追記します。
神様のあとを、人も歩いてついていく
神迎神事では、稲佐の浜でお迎えした神様が、神職の方々に先導されて出雲大社へ向かわれます。
出雲観光協会によると、参列した人は、そのあとについて出雲大社までお供(供奉:ぐぶ)することができるとのことです。
2025年は、斎場の入口で白い御幣(ごへい)が授けられたそうです。
暗い道を、見知らぬ人たちと同じ方向へ、静かに歩いていく。
ひとりで来ていても、その夜はきっと「ひとりぼっち」にはならないはずです。
「見に行く」ではなく「お迎えに行く」
ひとつだけ、心に留めておきたいことがあります。
しまね観光ナビには、こう書かれています。
観光イベントではありませんので、観客席等はございません。
神迎神事は、ショーではなく神事です。
写真を撮ることより、神様をお迎えする気持ちを大切に。
そう思って出かければ、ひとりであることは、むしろ静かに向き合える良さになると思うんです。
そして、この歩行者専用になる区間こそが、2024年から新しくなった「神様の通り道」です。
次の見出しで、道がどう変わったのかをお話ししますね。
神様の通り道が、2024年に変わりました
そもそも、なぜ稲佐の浜なの?
道の話の前に、少しだけ神話のお話をさせてください。
稲佐の浜は、ある神様が「自分でつくった国を手放す」と決めた場所だと伝えられています。
その神様が、出雲大社にまつられている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
仲間と力を合わせ、国を一からつくりあげた神様です。
ところがある日、天上の世界・高天原(たかまがはら)から使者の建御雷神(たけみかづちのかみ)がやってきて、稲佐の浜でこう迫ります。
「この国を、天の神の子孫に譲りなさい」
大国主大神は、すぐには答えませんでした。
「息子たちに聞いてください」と。
ひとりの息子は譲ることを受け入れ、もうひとりの息子は力くらべを挑んで敗れ、遠く信濃の諏訪まで逃れたといいます。
そして大国主大神は、国を譲ります。
ただひとつ、「天に届くほど立派な宮を建ててほしい」という願いと引きかえに。
『古事記』では、これが出雲大社のはじまりとして語られています。
「稲佐(いなさ)」という地名は、このとき交わされた「否(いな)か、然(さ)か」(譲るのか、譲らないのか)という問いから来ている、ともいわれます(諸説あります)。
自分で育てたものを、手放す。
仕事でも家族でも、歳を重ねると、そんな場面がいくつもやってきますよね。
国を譲った神様のもとへ、毎年全国の神様が集まってくる。
私はこの話を知ってから、神在月がただの「お祭り」ではなく、とても人間くさい物語に見えるようになりました。
神迎神事では、全国から海を渡ってきた神様が、龍蛇神(りゅうじゃじん)の先導で稲佐の浜に上がり、出雲大社へ向かわれると伝えられています。
その道が「神迎の道」です。
📖 ジュリーのおすすめ
国譲りの神話をもっと知りたい方には、作家で明治天皇の玄孫でもある竹田恒泰さんの『現代語古事記』がおすすめです。
やさしい現代語で読めるので、古事記がはじめての方でもすらすら進みます。出雲へ行く前に読んでおくと、稲佐の浜の見え方が変わりますよ。
以前の「神迎の道」と、2024年からの御神幸路
もともとの「神迎の道」は、稲佐の浜から東へまっすぐ、出雲大社の正面入口(勢溜:せいだまり)へ続く道です。
しまね観光ナビによると、長さは約1km、歩いて20分ほど。古い家並みが残る、静かな通りだそうです。
ところが2024年から、神迎神事で神様がお通りになる道(御神幸路:ごしんこうろ)が変わりました。
出雲観光協会によると、新しい道順は次のとおりです。
稲佐の浜交差点を左折
↓
国道431号線
↓
宮内交差点を左折して出雲大社へ
つまり、以前の「神迎の道」ではなく、バスも走る国道431号線を通るようになったんですね。
変更の理由は、私が調べた公式の案内には書かれていませんでした。
古い記事やSNSを見ると、今も「神迎の道を歩いてお供する」と書かれているものがたくさんあります。
2024年より前の情報を見て、神迎の道で待っていたら、行列が来なかった……ということにならないよう、気をつけてくださいね。
実は、私が2月に歩いたのも、この国道431号線でした。
いま神様がお通りになる、まさにその道です。
そのときの様子は、このあとの見出しでくわしくお話しします。
出典:出雲観光協会「出雲大社神在祭について(交通情報など)」/しまね観光ナビ「稲佐の浜から出雲大社へ。神々が通る由緒ある『神迎の道』をたどる」
車なし・ひとりで、どう行ってどう帰るか
出雲大社までの基本の行き方(出雲縁結び空港やJR出雲市駅から)は、こちらの記事にまとめています。
おすすめルートと持ち物リスト【出雲編】
ここでは、神迎神事の夜だけに必要なことにしぼってお話しします。
ポイントは「行き」よりも「帰り」です。
いちばんのおすすめは、出雲大社の近くに泊まること
神迎神事の夜を、いちばん気楽に過ごせる方法。
それは、出雲大社から歩いて帰れる宿に泊まることです。
私が2月に泊まったのは、「お宿 月夜のうさぎ」。
出雲大社の入口から、私の足で7分ほどです。宿から大社までは少し坂道ですが、苦になるほどではありませんでした。
稲佐の浜へ夕日を見に行くのも、帰りにスタバで休むのも、ぜんぶ歩いて。
帰りの電車やバスの時間を気にしなくていい、というのは、夜の神事ではとても大きな安心になるはずです。
この宿には、ちょっとうれしい秘密があります。
となりの姉妹宿「いにしえの宿 佳雲(かうん)」と館内でつながっていて、両方のお風呂を楽しめるんです。
佳雲のほうが高級なお宿なので、月夜のうさぎに泊まれば、お値段はおさえつつ、お風呂は両方楽しめる。
ひとり旅の節約派には、ありがたいしくみですよね。
夜の海風で冷えたからだを、お風呂でゆっくり温められるのも、神在月の夜にはうれしいはずです。
🐇 ジュリーのおすすめ
お宿 月夜のうさぎ(共立リゾート)
出雲大社まで歩いて行ける、私が実際に泊まった宿です。姉妹宿「いにしえの宿 佳雲」とつながっていて、お風呂めぐりも楽しめます。
神在月は早めの予約がおすすめです。
ただ、出雲大社のまわりは宿の数が多くありません。
神在月、とくに3連休まわりはすぐに埋まってしまいます(3連休のことは次の見出しでお話しします)。
出雲市駅の近くに泊まるなら、帰りは一畑電車
出雲大社の近くが取れなかったときは、JR出雲市駅のまわりに泊まる方法もあります。
その場合、帰りは一畑電車(ばたでん)が頼りになります。
2026年11月18日は水曜日なので、平日の時刻表です。
いまの時刻表では、出雲大社前駅から川跡(かわと)方面へ、夜は22時台まで電車があります。
川跡駅で乗りかえると、JR出雲市駅のとなりの電鉄出雲市駅へ戻れます。
当日は臨時の電車が出たり、時刻が変わったりすることもあるので、出発前に一畑電車の公式サイトで確かめてくださいね。
2025年の歩行者専用道路は、20時までの予定でした。
神事が終わって出雲大社前駅まで歩き、20時台〜21時台の電車に乗れば、あわてずに帰れるはずです。
ただ、同じことを考える人で駅はきっと混み合います。乗りたい電車を1本決めて、その次の電車も控えておくと安心ですよ。
シャトルバスは「あてにしない」
ここは、調べていていちばん驚いたところです。
しまね観光ナビによると、2025年の無料シャトルバスは「11月30日(日)・12月6日(土)のみ」の運行でした。
2025年の神迎神事は11月29日です。つまり、神迎神事の夜にはシャトルバスは走っていなかったことになります。
2026年がどうなるかは、まだ発表されていません。
でも、「シャトルバスがあるから大丈夫」と考えずに、電車か徒歩で帰れる計画を立てておくのがいちばん確実です。
また、稲佐の浜の方面へ行く路線バスは、この国道431号線を通ります。
歩行者専用になる時間帯は、バスの道順や時刻が変わるはずなので、乗る予定の方は一畑バスに確かめておきましょう。
タクシーを使うなら、予約と待ち合わせ場所を決めておく
タクシーは、歩行者専用の区間には入れないはずです。
使いたい場合は、前もって予約して、区間の外で待ち合わせる必要があります。
当日その場で呼んでも、つかまらない可能性が高いと思います。
夜の稲佐の浜へ行く前に
最後に、ひとり旅の心得をひとつだけ。
「何時の電車で帰るか」を、出かける前に決めておくことです。
神事の夜は、きっと胸がいっぱいになります。
その余韻のまま、帰り道で迷ったり焦ったりするのはもったいない。
帰りの段取りさえ決めておけば、あとは安心して神様をお迎えすることに集中できますよ。
11月の夜の海辺は、思っている以上に冷えるはずです。暖かい服と、歩きやすい靴で出かけてくださいね。
持ち物の詳しいリストは、おすすめルートと持ち物リスト【出雲編】にまとめています。
11月21日〜23日の3連休は混雑のピーク|宿は早めに
2026年の神在月には、11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)の3連休があります。
しかも23日は、献穀祭・神在祭・縁結大祭が重なる日。
神在月のなかでも、いちばん人が集まる3日間になるはずです。
昼間は、駐車場が満車になるほど
しまね観光ナビによると、神在祭の時期は例年、10時から15時ごろにかけて、出雲大社周辺のほぼすべての駐車場が満車になるとのことです。
車で来る人がそれだけ多いということは、境内や神門通りも、昼間はかなり混み合うと考えておいたほうがよさそうです。
車なしの私たちは、渋滞や駐車場探しには巻きこまれません。ここは車なし旅の強みです。
それでも、お参りの行列や、お昼ごはんのお店の待ち時間は、みんな同じです。
ひとり旅なら、日にちをずらせるのが強み
もし平日にお休みが取れるなら、3連休を外すのがいちばんの混雑対策です。
たとえば、こんな組み合わせはいかがでしょう。
- 18日(水)の神迎神事+19日(木)の神在祭:神様をお迎えして、翌朝のお祭りまで。平日なので、連休よりは落ち着いているはずです
- 24日(火)〜25日(水):25日は神在祭・縁結大祭と、夕方の神等去出祭。神様をお見送りする日です
誰かと予定を合わせなくていいのは、ひとり旅のいいところ。
「みんなが行く日」ではなく、「自分が落ち着いてお参りできる日」を選べます。
3連休に行くなら、朝いちばんと宿の確保を
3連休しか休めない、という方もいますよね。
その場合は、次の2つを意識してみてください。
- お参りは朝いちばんに:駐車場が埋まりはじめる10時より前に、境内をひとまわりしておくと、ゆっくり歩けるはずです。出雲大社の近くに泊まっていれば、朝の境内まで歩いてすぐです
- 宿は、思い立ったらすぐ予約:出雲大社のまわりは宿が少なく、連休はとくに早く埋まります。取れなかったときは、出雲市駅のまわりまで範囲を広げて探してみてください
🏨 ジュリーのおすすめ
神在月の出雲の宿は、じゃらんや楽天トラベルで空室をまとめて探すのが早いです。
「出雲大社周辺」で見つからなければ、「出雲市駅周辺」まで広げてみてくださいね。
出典:しまね観光ナビ「【神在祭】出雲大社周辺の交通規制や駐車場について」(2025年11月19日更新)
夕暮れの稲佐の浜から、神様の通り道を歩いてみた
ここからは、私が実際に歩いたお話です。
くり返しになりますが、神迎神事の日ではありません。2月の、なんでもない夕方のことです。
ホテルから歩いて、稲佐の浜の夕日へ
出雲に着いた翌日の夕方。
夕日を見に、ホテルから稲佐の浜まで歩いて出かけました。

稲佐の浜は、全国の神様が海から上がってこられる場所だと伝えられています。
目の前に広がる海を眺めながら、私が思ったのは、
「この広い海を覆い尽くすくらい、たくさんの神様が来るのか。ホスト国も大変だな(笑)」
国を譲った大国主大神のもとに、毎年全国から神様がやってくる。
迎える側の出雲は、きっと一年でいちばん忙しい季節なんでしょうね。
431号線を、神様と同じ向きに
日が沈み切る前、17時ごろに浜をあとにしました。
帰りに歩いたのは、バスも走る国道431号線。
2024年から神迎神事で神様がお通りになる、あの道です。
稲佐の浜から出雲大社へ。気づけば、神様の行列と同じ向きに歩いていました。
東京で生まれ育った私にとって、この道の静けさは新鮮でした。
車の音も、人の話し声もほとんどしない。
こんな静けさは、東京ではなかなか味わえません。それがなんだか、うれしかったんです。
ただ、ひとつ困ったことがあります。
どこかでひと休みしたかったのですが、道の途中に、入れるお店はありませんでした。
出雲大社の近くの商店街も、17時にはほとんどのお店が閉まってしまうようでした。
夕方5時で町が眠りはじめる。これも東京ではない感覚で、込みで新鮮でした。
そのなかで、唯一開いていたのが、出雲大社の鳥居の前にあるスターバックス。
写真を撮りながらでも、稲佐の浜から私の足で30分はかかりませんでした。

お店に入ったのは17時20分。
あたたかいラテで、やっとひと息。正直、救われました(笑)
あの道が、神迎神事の夜にはどうなるか
私が歩いた夕方は、まわりに人がほとんどいませんでした。
だからこそ、サクサク歩けたんだと思います。
でも、神迎神事の夜はまったく違うはずです。
- 暗さ:11月18日の日の入りは17時ごろ。神事が始まる19時には、あたりはもう真っ暗です
- 人の多さ:同じ道を、たくさんの人が神様のあとについて歩きます。私の「30分弱」より、ずっと時間がかかるつもりでいたほうが安心です
- 休める場所がない:夕方でも、途中に入れるお店はなく、商店街も17時ごろには閉まっていました。神在月の夜は営業時間を延ばすお店もあるかもしれませんが、あてにはしないほうが安心です。お手洗いや、あたたかい飲み物の準備は、浜へ向かう前に済ませておきましょう
それでも私は、この道を歩いてよかったと思っています。
歩くと、その土地の空気をダイレクトに受け取れる。
車の窓からでは気づかない、海からの風や、町の静けさ。
神様がお通りになる道を、自分の足で知っておく。それだけで、神迎神事の夜に歩くときの安心感は、きっと違ってくるはずです。
2026年の交通規制は、まだ発表されていません(発表されたら追記します)
この記事でご紹介した交通規制やシャトルバスの情報は、2025年のものです。
2026年の分は、この記事を書いている時点では、まだ発表されていません。
2025年は、しまね観光ナビで11月19日、出雲観光協会で11月26日に案内が出ていました。
神迎神事の、およそ10日前から直前にかけてです。
2026年も、11月に入ってから発表されるのではないかと思います。
2026年の発表状況(随時更新)
- 歩行者専用道路の時間・区間:未発表(2025年は18:30〜20:00)
- 無料シャトルバス:未発表(2025年は神迎神事の夜の運行なし)
- 一畑電車の臨時便:未発表
- 臨時駐車場:未発表
- 縁結大祭の申込み:未発表(例年、約1か月前に案内)
発表されたら、この記事に追記しますね。
お出かけ前には、次の公式サイトでも最新の情報を確かめてください。
- 出雲大社 公式サイト(お祭りの日程・縁結大祭の申込み)
- 出雲観光協会(交通規制・シャトルバス)
- しまね観光ナビ(交通規制・駐車場)
- 一畑電車(時刻表・臨時便)
まとめ|神様の通り道は、車がなくても歩いていける
最後に、この記事のポイントをふり返ります。
- 2026年の神迎神事は11月18日(水)19時。旧暦で決まるので、毎年日にちが変わります
- 2025年は、神迎神事の夜に稲佐の浜交差点〜宮内交差点が歩行者専用に。その夜は、みんな歩きます
- 神様の通り道は、2024年から国道431号線に変わりました
- 帰りは、出雲大社の近くに泊まるか、一畑電車で。シャトルバスはあてにしない
- 11月21日〜23日の3連休は混雑のピーク。宿は早めに
- 2026年の交通規制は、発表されたらこの記事に追記します
「一人で、しかも車なしで、夜の神事なんて大丈夫かな」
そう思っていた方も、少し気持ちが軽くなっていたらうれしいです。
国を譲った神様のもとへ、海を越えて全国の神様が集まってくる。
その神様を、地元の人も旅人も、みんなで歩いてお迎えする。
神話を少し知ってから出かけるだけで、暗い夜道も、きっと特別な道に変わるはずです。
私も元気なうちに、いつかこの夜の431号線を、神様のあとについて歩いてみたいと思っています。
あの静かな夕暮れの道が、どんなふうに変わるのか。歩いたときは、この記事に書き足しますね。
出雲のほかの見どころや、3泊4日で回ったひとり旅の記録は、こちらにまとめています。
整えることで、人生は変えられる。
それではみなさま、ごきげんよう。
